36センチの宇宙
〜わをんのリメイクノオト〜
Search this site.
<<
April 2012
| 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
>>
スポンサーサイト
2009.02.05 Thursday
この広告は60日以上更新がないブログに表示されております。
新しい記事を書くことで広告を消すことができます。
スポンサードリンク * - * * - * -
布合わせ
2009.02.01 Sunday
布合わせの愉しみは
ひとつの反物単位で完成されている世界と
またべつの完成された世界との
異質の出会いにあります
リメイク以前は到底出会わなかった
帯地と帯地
例えばそれらも
一旦完成された世界を壊され
持っていた個性を残しつつ
お互いにひとつでは成り立たない
どこか未熟な部分を明け渡しあい
また別のひとつの世界を形成します
実際に布を手にとってみると
そのことはなんだか畏れ多く
ひとつのかたちに辿り着く過程と同じように
可能性を限定しようとする
自らの暴力的なものと
対峙しなくてはならないようでもあります
同時にそれは
かたまりこだわり
容易には明け渡さないわたしを
そのまま映しているようでもあり
本当は壊すことで開かれるはずだった
新たな可能性があることを
忘れていた自分に気づかされます
リメイクは
布合わせの愉しみを得て
ようやく二重螺旋を描いたようです
Tweet
Check
ゆりすこ
*
着物リメイク
*
11:48
*
comments(1)
* -
解くということ(2)
2007.11.22 Thursday
着物や帯にあらわされた色柄で
無条件に惹かれてしまうものがあります
ウィリアムモリスの壁紙や
エロール・ル・カインの絵をおもわせる
どこか異国の薫りがする表現を
和布に見たとき
何故か胸が高鳴ります
洋と和という 異質のものがひとつになる
一見伝統と決まりごとの中にある着物の世界で
それを成した職人の 心意気を思うのです
そんな風に惹かれた布が 手元にいくつかあり
何度も手にして眺めながら
使うことができずにいます
それらはあまりにも完成されていて
既に 着物になる以前に 一枚の絵のようで
最初見たときには 何を作ってもさまになる
と手にしたくせに
まるで浅はかだった気さえしてしまいます
考えてみれば 着物リメイクは
和布から洋服をつくるという
異質なものをひとつにする行為であって
そこに価値を感じていた
わたしなのかもしれません
だからこそ どれも完成された
ひとつの意匠の着物や帯のなかで
既に洋と和が一体となっているそれらに
手を入れることが 殊更難しいのでしょう
それまで自分が依っていたものや 作り出していた狭い価値観
リメイクをしながら 何度もそれらに気づかされています
和布を作り変える前に まず解さなければならないのは
そういうことがらなのかもしれません
時には 既にこうして記したことすらも超えて
Tweet
Check
ゆりすこ
*
素材のこと
*
10:27
*
comments(0)
*
trackbacks(0)
リメイク服のかたち(1)
2007.10.31 Wednesday
初めてつくったリメイク服は
スカートでした
図書館でこの本を手にしたとき
並幅をそのまま繋げるところから始めて
いろんなバリエーションが生まれることに 新鮮な驚きを感じました
そして自分なりの工夫を加えて いくつかのスカートを縫いました
けれどトップスを作ろうと思ったとき
どこをどうすればいいのか判らず いろんなリメイク本を探してみると
洋裁の基本をもとに 素材を着物地に変えただけのものが沢山ありました
パターンを作って素材にはめこむ
その方法は 最初に限られた布幅ありきの発想とはまるっきり逆で
作りたいかたちがまずあることが必要です
いつも布を繋げながら考えていたわたしにとって
それは非常に違和感がありました
けれどもその一方で
直線から成るリメイクトップスの情報も得て
それでも服ができるならば いったいどちらがいいのだろうと
素朴な疑問を持ちました
ダーツや袖山をとって からだに添うかたちと
シンプルな直線だけからできるかたち
もちろん素人のわたしにとって 簡単に出来るのは後者ですが
ふたつとない生地を生かそうとするとき
自分の中に そのかたちを選んだ納得できる理由が欲しいと思えました
心が躍る布が踊る和布のスカート
この商品をレビューしたブログ一覧»
今村 洋子
Tweet
Check
ゆりすこ
*
着物リメイク
*
11:51
*
comments(0)
*
trackbacks(0)
解くということ(1)
2007.10.07 Sunday
さいきんは 雑誌等で
着物を解かずに服を作る方法
を見かけるようになりました
解くだけでとても時間が掛かるので
簡単に という理由はもっともですし
もとの縫い目をこわすのが忍びない ということもあるかもしれません
けれどわたしはまず解きます
洗濯より先に解くことが
とても大切になっています
縫い代の中には 埃や塵が溜まっていることがあって
それらは 解かずに洗っても そのまま残ってしまいます
また 着物はほとんどが手縫いなので
洋服になった動きに 耐えられるかどうかが疑問です
手縫いだから駄目なのではなく 縫い手の仕事にもよりますが
単のウールなどは 大きな針目でざくざくと並み縫いしてあることが多く
ちからの掛かるスカートの後中心などに
そのまま持ってくるのは 不安だと思っています
そういう現実的な理由のほかに
着物をかたち作っていた布たちを その役目からいちど解いてあげる
それが「解き」ではないかという気がしているので
その儀礼を通過してからでないと 新しく作り変えることはできません
綴じられた糸を ひと目ずつ解しながら
糸からはじまった 着物というかたちに向けての全ての仕事へのねぎらいと
洋服へとおおきく変えてしまうことを 赦し願う気持ちを込めます
それは 洗う以前に 古いものを扱うためには欠かせない
浄化の時間 でもあると思うのです
Tweet
Check
ゆりすこ
*
素材のこと
*
22:17
*
comments(0)
*
trackbacks(0)
着物の生地の見分け方
2007.07.22 Sunday
着物から洋服を作るようになって
一番悩んだのは素材の判別です
絹・ウール・木綿・麻・化学繊維 縦糸と横糸に別の素材を使った交織もあります
それらを わからないまま ステキな生地だと楽しむのはいいのですが
誰かに提供するとなると お手入れの方法も含め 素材についても
できる限り きちんとお知らせしなければ と思います
未仕立ての反物なら 端に表示がありますが 既に着物になってしまったものは
自分で判別するしかありません
普段着物をよく着る人や呉服屋さんでも 意外と詳しくは判らなかったりするのです
判断の基準としては
1:手触り
2:糸を燃やしたときの燃え方・匂い・灰の状態
3:洗ってアイロンを掛けたときの弾力性
などがあります
1で最も判りやすいのは 縮緬や錦紗などの柔らかくふっくらした正絹です
平織りの絹も シルク100%のスカーフのような感触です
同じ絹でも 例えば村山大島などは思いがけないほどぺたっとした感触なので
まずは表示のある反物などを触って 判りやすいものから覚えて行くといいと思います
2ではウールが髪の毛を燃やしたような匂いがして 大変判りやすいです
木綿は紙を燃やした匂いと似ています 線香花火の先に火をつけた時の匂いです
絹の匂いに関しては わたしはあまり自信がありません
絹100%と表示のあるものでも薬品臭いことがあり
燃やした灰が かさっと崩れて初めて 絹かな?と思ったりします
福井秀雄商店さんでは 固まったままで崩れない灰は 化学繊維だと教わりました
ただ 崩れるから絹なのかというと そうでもないのがまたややこしいところです
画像つきの燃焼実験は
鈴菜
さんの「人絹と絹の検査方法」をご参照ください
3では絹か化学繊維かがよく判ります
洗って生乾きのうちにアイロンを掛けると
化学繊維の折り筋は戻りませんが 正絹はほとんど綺麗になります
逆に 正絹の生地にタックを入れようとアイロンを掛けても
時間が経つにつれ 少しずつもとに戻ってしまいます
絹はシワになりにくい というのは本当なのだと実感できます
1と2については昆布尚子さんの本にも少し記述があって 参考になります
きもの地で、今着たい服―好きに切って、縫い合わせて
この商品をレビューしたブログ一覧»
昆布 尚子
Tweet
Check
ゆりすこ
*
素材のこと
*
12:04
*
comments(0)
*
trackbacks(0)
1/2PAGES
>>
RECOMMEND
小紋文様 (伝統の染織工芸意匠集 1)
(JUGEMレビュー »)
高田 啓史
RECOMMEND
更紗 (別冊太陽)
(JUGEMレビュー »)
小笠原 小枝
RECOMMEND
琉球紅型
(JUGEMレビュー »)
RECOMMEND
着物と日本の色
(JUGEMレビュー »)
弓岡 勝美
RECOMMEND
着物の織りと染めがわかる事典
(JUGEMレビュー »)
滝沢 静江
SPONSORED LINKS
New Entries
布合わせ
(02/01)
解くということ(2)
(11/22)
リメイク服のかたち(1)
(10/31)
解くということ(1)
(10/07)
着物の生地の見分け方
(07/22)
Categories
素材のこと
(3)
着物リメイク
(4)
Archives
February 2009
(1)
November 2007
(1)
October 2007
(2)
July 2007
(3)
Starlight
Counter-Japonism
MOBILE
Links
わをん
ゆりゆり日記
Profile
ゆりすこ
管理者ページ
RSS1.0
Atom0.3
Copyright (C) 2012
JUGEM
Some Rights Reserved.